“假屋崎省吾の世界in 軽井沢” ②

今回の展示会は”向日葵 ~クリュティエの想い~という副題がついています。

クリュティエの神話をご存知でしょうか。

水の精クリュティエは太陽の神アポロンに恋をし、
アポロンを想い大地に直立し彼を見つめ続けました。
しかし、その恋は実らず、太陽の光を浴び続けた彼女の身体は
足が地に根を下ろし、やがて向日葵になってしまいます。
その想いを絶えずして、今もなお向日葵は太陽、
つまりアポロンを見続けています。
                       ~ギリシャ神話より~


二階の一番広いお部屋は
黄色に埋め尽くされました・・・
お花のメンテナンスが本当に行き届いていて
とても良い状態で見学者を楽しませてくださいます。


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寝室や書斎のお花の飾り方は
私たちの日常でも
取り入れることができそうなアレンジでした。

調度品は、睡鳩荘のものをそのまま使われているので
毎年違うイメージで作品を作られるのは
大変だな~と思います。

假屋崎省吾さんといえば、
目黒雅叙園などでの煌びやかな展示会というイメージですが
この睡鳩荘という背景・舞台を生かした
華美になりすぎない
清楚で凛としたお花たち・・・
とても素敵です。

お花に包まれている時間は
身体も心も癒され安らぐ時間だということを
改めて感じた展示会でした。


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こちらのイベントは7月7日まで。
タリアセンの入場料のほかに、展示見学料500円がかかります。
土足厳禁ですが、スリッパはありませんので
靴下などお持ちになったほうが良いと思います。


また假屋崎省吾さんは今年華道歴30周年を祝して
日本橋三越(8/7~8/19)、目黒雅叙園(9/20~10/12)、
北鎌倉円覚寺内佛日庵(10/30~11/8)に個展の開催が決まっているようです。


来年はどんなお花で睡鳩荘を飾ってくださるでしょうか。
5月くらいにはインターネットで告示される予定と
係りの方がお話くださいました。
楽しみにしたいと思います♪


2011年の記事はこちらです♪     その①   その②
   




   
by chee-mama | 2013-07-02 22:03 | 軽井沢 | Trackback

テーブルフォトと軽井沢のこと。写真から素敵なストーリーが伝わりますように・・・


by chee-mama